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海航集団、363日物証券で9%提示-アルゼンチン100年債上回る利率

  • 海外資産を活発に買収してきた中国複合企業、現在は当局が精査
  • デフォルト引き起こしたアルゼンチンは7.917%で100年債起債

中国が先月、2004年以来となるドル建てソブリン債を起債した際、本土企業はより低いコストで借り入れができるようになるとの見方が広がった。

  しかし海航集団(HNAグループ)にはそれが当てはまらない。中国の大手複合企業の一つで、記録的な海外資産買収の中心的存在だった同社は現在、当局の精査を受けている。

  海航集団は363日物のドル建て証券を利率9%で発行する計画でマーケティングを行っている。過去にデフォルト(債務不履行)を複数回引き起こしたアルゼンチンが6月に起債した100年債の利回りは7.917%だった。海航集団のわずか1年程度の証券の方が1ポイント強コストが高い。ただ一部投資家からすれば、9%でも十分ではない可能性がある。

  ノムラ・インターナショナル(香港)で日本を除くアジア地域のフロークレジット分析責任者を務めるアニサ・リー氏は、「このところの海航集団のヘッドラインリスクからすると、この利率でも見送る投資家もいるかもしれない」と述べた。

原題:HNA May Pay More to Borrow for One Year Than Argentina for 100(抜粋)

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