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米市民権を放棄する米国人が引き続き増加-17年も過去最高更新の勢い

  • 市民権を捨てる米国人が増え始めたのはFATCA成立の2010年
  • 今年は10-12月が昨年並みなら前年比26%増の6813人に達する
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Photographer: Victor J. Blue
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Photographer: Victor J. Blue

米市民権を今年放棄した米国人の数が、過去最高だった昨年を上回りそうだ。2017年7-9月(第3四半期)は1376人に上った。財務省のデータで明らかになった。

  10ー12月(第4四半期)が前年同期の2365人程度になれば、米市民権を今年放棄した人は6813人に達し、16年の実績5411人(前年比26%増)を26%上回ることになる。

  米国で市民権を捨てる人が急速に増え始めたのは、外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)が成立した10年のことだ。海外に在住ないし勤務する米国人の脱税防止を目的とする同法は、それらの米国人が資産を預ける外国金融機関に口座の報告や30%の源泉徴収を義務付けている。

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  過去に米市民権を放棄した著名人には、作家のT・S・エリオット(セントルイス出身)、テリー・ギリアム監督(ミネアポリス出身)も含まれる。ニューヨーク生まれのジョンソン英外相も昨年の今ごろ米国籍を放棄した。

原題:Tally of Americans Renouncing Citizenship Headed for Record 2017(抜粋)

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