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トランプ米大統領は次期FRB議長にパウエル氏指名へ-WSJ紙

更新日時
  • イエレン議長の金融政策継承の可能性-規制緩和には一段と前向きか
  • 米国債フラッシュクラッシュなどへの対応を指揮
パウエル氏

パウエル氏

Photographer: T.J. Kirkpatrick/Bloomberg
パウエル氏
Photographer: T.J. Kirkpatrick/Bloomberg

トランプ米大統領は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にパウエル理事を指名する予定だと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。事情に詳しい関係者1人を引用している。

  同大統領は2日に次期FRB議長を発表すると述べていた。WSJ紙が事情に詳しい別の関係者を引用して伝えたところによると、大統領は10月31日にパウエル氏と話した。FRB報道官のコメントは得られていない。首都ワシントン郊外の自宅の外で記者がパウエル氏に話しかけたが、同氏はコメントを控えた。

  トランプ大統領はプライベートエクイティ(PE、未公開株投資)会社カーライル・グループの元マネジングディレクターで、緩やかなペースでの利上げ継続を支持し、金融規制の緩和を目指すホワイトハウスに理解を示す人物を起用することになる。

  金融市場の反応は落ち着いたもので、ドルは一時値を消し、株式と債券はほぼ変わらずとなった。

  パウエル氏(64)は財務次官を務めた経歴も持つ。上院で指名が承認されればパウエル氏は、2015年12月を皮切りに政策金利をこれまでに4回引き上げ、4兆5000億ドル(約514兆円)に上るバランスシート縮小に着手したばかりのイエレン現議長からバトンを引き継ぐ。

  オバマ前大統領から12年にFRB理事に指名されたパウエル氏は共和党系だが、特定のイデオロギーに偏らず、優れた戦略的感覚を備えた実務的な当局者という評判を得ている。金融政策の策定と説明で公に人目を引くような役割を果たしていないものの、緩和縮小に対するイエレン議長の慎重なアプローチを総じて支持してきた。

原題:Trump to Tap Fed’s Powell as Chair, Replacing Yellen: WSJ (3)(抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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