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【NY外為】ドル上昇、FOMC声明受け12月利上げの見方が継続

更新日時
  • FOMC声明では経済が「着実」なペースで拡大と指摘
  • ドルは主要10通貨の過半数に対して上昇-円とユーロは下落
Dollar Pares Second-Best Weekly Gain of 2017 in Late Selling
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Dollar Pares Second-Best Weekly Gain of 2017 in Late Selling
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

1日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。一時下げる場面もあったが、持ち直した。米連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日声明を発表し、経済についてはハリケーンに伴う混乱にもかかわらず「着実」なペースで拡大したと指摘。政策金利は据え置いた。

  市場は景気判断の上方修正について、FOMCが引き続き12月の利上げに向かっているシグナルと捉えた。ブルームバーグ・ドル・スポット指数はFOMC声明後にいったん下げたが、すぐに上昇に転じた。朝方にはADPリサーチ・インスティテュートが発表した10月の民間雇用者数が23万5000人増と、市場予想の20万人増を上回ったことに反応し、ドルはこの日の高値を付けた。ただその後、米供給管理協会(ISM)が発表した10月の総合景況指数が市場予想を下回ったことを嫌気して下落に転じる場面もあった。

Trading the Fed

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%上昇。ドルは円に対して0.5%高の1ドル=114円18銭。対ユーロでは0.2%上げて1ユーロ=1.1619ドル。 

  FOMC声明では、景気判断の上方修正以外は内容にほとんど変化がなかった。声明を受け、年末までの利上げ確率は約85%で維持された。

  FOMCの政策決定以外では、市場は米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長の指名が注目されている。トランプ大統領は、議長指名を米東部時間2日午後に発表すると述べた。市場ではパウエル理事の可能性が高いとの見方が広がっているが、イエレン現議長が再任される可能性も残されている。

  ポンドは軟調な展開が続いていたが、ファロン英国防相の辞任が報じられると一段安となった。イングランド銀行の政策会合では0.25ポイントの利上げが見込まれているが、その後の追加利上げの有無についてはなお不透明だ。ポンドは0.3%安の1ポンド=1.3245ドル。

欧州時間の取引

  欧州時間は、米経済指標やFOMC声明の発表を控えて薄商いとなる中、ユーロは狭いレンジでの取引が続いた。ポンドは、英製造業PMIが市場予想を上回ったことを好感してこの日の高値に上昇した。

原題:Dollar Rebuilds Gains as FOMC Statement Leaves December in Play(抜粋)
原題:Euro Stays Below ECB Breakout Point Before FOMC: Inside G-10(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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