パパドプロス被告、トランプ氏選対がロシアとの会合承認と主張

更新日時
  • 昨年7月のロシア政府とつながりのある人物へのメールで言及
  • 事実なのかは不明、実際に会合が行われた証拠もない
Photographer: Zach Gibson/Bloomberg

2016年の米大統領選挙でトランプ陣営の外交政策顧問を務め、ロシア介入疑惑を巡り30日に起訴されたジョージ・パパドプロス被告が、昨年7月にロシア政府とつながりがある人物に送った電子メールで重要なことを述べていたことが明らかになった。トランプ陣営とロシアの政府関係者との選挙前の会合を陣営のトップが承認したというのだ。

  これが事実であれば、トランプ陣営がロシアと共謀しようとしていたという見方を裏付けることになる。しかし、パパドプロス被告が16年7月14日に送付した同電子メールで大言壮語していただけなのかどうかは明らかでない。また実際にこの会合が行われたことを示す証拠もない。同被告は連邦捜査局(FBI)の事情聴取での偽証を認めている。

  この電子メールは、パパドプロス被告の刑事訴追を裏付けるFBI捜査官による宣誓供述書に引用されていた。

  パパドプロス被告が同メールをロシア政府とつながりのある人物に送付したのは、共和党全国大会でトランプ氏が党の大統領候補指名を正式に受諾する1週間前だった。同被告は英国での8月ないし9月の会合を提案し、「選対本部長と恐らくもう1人の外交政策顧問」と「ロシア大統領府とロシア外務省のメンバー」を含むだろうとした上で、「われわれのサイドで承認された」と述べていた。

  捜査担当者らはこのメールで言及された選対幹部の氏名を特定していない。同じく30日に起訴されたポール・マナフォート被告は当時、選対本部長を務めていたが、サミュエル・クロビス氏も選対共同本部長だった。
  
原題:Papadopoulos Claimed Trump Campaign Approved Russia Meeting(抜粋)

(電子メールに関する情報などを追加して更新します.)
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