米ファイザー:コンシューマー部門の売上高が減少、売却巡る決定控え

  • 全体の1株利益は67セント、市場予想平均を上回る
  • 17年通期の調整後利益見通し引き上げ、新薬が好調

米製薬会社ファイザーの7-9月(第3四半期)決算では、消費財部門の売上高が3四半期連続で減少した。ファイザーは同部門を売却する可能性があり、こうした業績低迷によって売却額が圧迫される恐れがある。

  ファイザーはコンシューマー部門の将来について来年決定する計画だ。同部門は鎮痛剤「アドビル」やリップクリームの「チャップスティック」、ビタミン剤「セントラム」などのブランドを販売する。

  7-9月期の調整後1株利益は67セントと、アナリスト予想平均の65セントを上回ったものの、より大きな戦略的計画を巡る観測が強い中、ファイザーの四半期決算は影が薄れている。

  コンシューマー部門の7-9月期売上高は8億2900万ドル(約940億円)と、前期の8億4600万ドルから減少。

  ファイザーの売上高の90%超を占める医薬品事業は好調だった。好調な新薬を含むイノベーティブヘルス部門の売上高は前年同期比11%増加。同社は2017年の調整後利益見通しを引き上げ、1株当たり2.58-2.62ドルになるとした。

原題:Pfizer Consumer Unit’s Sales Fall Ahead of Divestiture Call (1)(抜粋)

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