米主要20都市住宅価格指数:8月は前年比5.9%上昇-伸びが加速

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  • 住宅価格の上昇は着実な経済成長や在庫不足が背景
  • 前年比で最も上昇したのはシアトル-ラスベガスも大きく上昇

米主要20都市の住宅価格指数は8月に伸びが加速した。着実な経済成長や在庫不足が背景にある。

  S&P・コアロジック/ケース・シラーの31日発表によると、米20都市住宅価格指数(季節調整前)は8月に前年比5.9%上昇。伸びはブルームバーグがまとめた市場予想の中央値と一致した。前月は5.8%上昇。8月は、季節調整後の前月比では0.5%上昇した。市場予想は0.4%上昇。

  全米ベースの住宅価格指数(季節調整前)は8月に前年比で6.1%上昇と、2014年6月以降で最大の伸び。

  S&P指数委員会のデービッド・ブリッツァー委員長は、「住宅価格の上昇は止めようのない状況にみえる」と指摘。その上で、「値ごろ感を示す指標は低下し始めており、買い手のプールが縮小しつつあることを示している」としたほか、金融当局の利上げで住宅ローン金利が徐々に上昇する可能性が高く、「住宅価格の上昇を支える重要な要素が除かれることになる」と加えた。

  住宅価格指数は20都市全てで前年比で上昇。上昇率が最も大きかったのはシアトルで13.2%。次いでラスベガス(8.6%上昇)、サンディエゴ(7.8%上昇)の順となった。

  季節調整後の月間ベースでは20都市のうちサンディエゴが1%上昇と最大の伸び。一方で唯一下げたのがアトランタで0.2%低下となった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Home-Price Gains in 20 U.S. Cities Showed Acceleration in August(抜粋)

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