野村、ロンドンの自己勘定取引グループを閉鎖-関係者

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  • 香港のトレーディングデスクを先に閉鎖していた
  • ロンドンのグループは野村の資金で株や通貨、債券を売買
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

野村ホールディングスは一部業務の縮小に伴い、ジョナサン・オック氏が率いるロンドンの自己勘定取引グループを閉鎖したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。グループのトップ運用者4人が退社する可能性があるという。

  非公開情報だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、閉鎖されたグループは運用者10人ほどを抱え、野村の自己資金を使って株と債券、通貨、ディストレスト債を取引していた。関係者はオック氏が野村に残っているかどうかには触れなかったが、シニア・ポートフォリオマネジャー4人が近く退社する見込みだと述べた。野村のロンドン在勤の広報担当、ニック・プロバート氏はコメントを控えた。

  金融危機後の新規制の下で世界の銀行は自己勘定での取引業務から撤退を進めている。米国の預金金融機関にはボルカー・ルールによる制限があり、欧州勢はリスクを取る分野と預金業務との分離を求められる。

  日本ではそれほど厳密な規制はないものの、自己勘定取引に関する監視の目は厳しく、野村は香港でクレジット商品を取引していた部門を閉鎖したと、ブルームバーグ・ニュースが6月に報じていた。

  関係者によると、英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)出身のオック氏は2011年に野村に入社し、今年に入って自己勘定取引チームの責任者となっていた。同氏にメッセージでコメントを求めたが応答はない。

原題:Nomura Is Said to Shutter Proprietary Trading Group in London(抜粋)
Nomura Prop Traders Said to Near Exit as London Unit Closed (1)

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