EVは脅威ではない、トラックや石化製品が石油需要支える-エクソン

  • 石油業界が簡単に廃れることはない:ウッドベリー副社長
  • 2040年までにEVが自動車市場に占める割合、6%にとどまる見込み
Photographer: Brett Gundlock/Bloomberg

世界最大の原油探査会社、米エクソンモービルは、電気自動車(EV)の普及が石油生産会社の存続を脅かすとの見方は誇張されているとの見方を示した。

  エクソンは、EV普及でガソリン車の内燃エンジンが使用されなくなるという懸念が広がっているが、158年にわたる歴史を持つ石油業界が簡単に廃れることはないと指摘する。

  エクソンのジェフ・ウッドベリー副社長は27日、アナリストとの電話会議で、EVの台数は燃料需要の大幅な移行につながるほど速いペースで増えることはないと予想。それに加え、いずれにしても実際に需要を支えるのは大型トラックと石油化学製品だと述べた。

  ウッドベリー副社長はEVの伸びに関する同社見通しについて、「2040年までにEVが占める割合は約6%」と説明。この割合が50%増えたとしても石油需要の落ち込みは日量約50万バレルにとどまるとの見方を示し、「その時点での全体の石油需要が日量1億バレル超と考えれば、それほど大きな量ではない」と述べた。

原題:Exxon’s Not Afraid of Tesla: Trucks, Chemicals to Carry Demand(抜粋)

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