【先週の新興市場】株が7月以来初の2週連続安、通貨は7日続落

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27日終了週は新興市場の通貨と株価が下げ幅拡大。ブルームバーグ・ドル・スポット指数が3カ月半ぶりの高水準に上昇したことが背景。格下げを警戒して南ア・ランドが下げたほか、米国との外交的対立でトルコ・リラも下落した。

  新興国通貨の指数は27日に7営業日続落し、2015年3月以来最長の連続安。米税制改革への期待が高まる中、ドルが買われた。新興市場の株価指標MSCI新興市場指数は週間ベースで7月以来初の2週連続下落。

  • 中国共産党の習近平総書記、明確な後継候補の登用見送り-2期目に入り一段と権力強化
  • ECB、2018年末までにはQE購入終了見込む-関係者
  • トランプ米大統領、次期FRB議長にパウエル氏指名に傾く-関係者
    • イエレン氏、FRB議長指名争いから外れる-ポリティコが関係者引用
  • 南アのギガバ財務相、中期財政見通しで厳しい展望示す
  • メキシコ中銀、為替ヘッジ強化を決定-市場ボラティリティーの高まりで
  • ブラジル中銀:政策金利を7.5%に引き下げ、緩和ペース減速

アジア:

  • 中国、ドル建てソブリン債を起債-2004年以来
  • 北朝鮮:水爆実験の警告は文字通り受け止めるべきだ-CNN
  • インド・ルピーはアジアの新興国通貨では韓国ウォンに次いで上昇率2位。モディ政権は経営難の国営銀行に今後2年間にわたり2兆1100億ルピー(約3兆7000億円)を注入する

EMEA:

  • 南アの通貨と債券が下落。同国のグプタ家を巡る政治汚職疑惑を巡り、独SAPなどの海外企業がグプタ家とのつながりについて報告する事態に陥った
  • トルコ・リラはブルームバーグが追跡する新興国通貨中、南ア・ランドに次いで大きく下落。政治的問題を背景に、独政府はトルコへの融資を制限するよう国際機関に促している

中南米:

  • ブラジルのテメル大統領は起訴回避へ-下院で十分な支持票  
  • メキシコの税金免除プログラムは総額3410億ペソ(約2兆円)のレパトリエーションにつながった。プログラムは1月から今月まで実施された-ペニャニエト大統領

   
今週のデータ:

10月31日中国10月の製造業PMI
メキシコ7-9月期GDP
トルコ、南ア9月の貿易収支
11月1日中国10月の財新製造業PMI
ブラジル9月の鉱工業生産
インドネシア、韓国10月の消費者物価指数
韓国10月の貿易収支
  3日トルコ10月の消費者物価指数
韓国9月の経常収支

原題:EM Week in Review: Stocks Post First Two-Week Decline Since July(抜粋)

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