この秋に食べるべきNYの絶品料理5選-キャビアの手巻きずしなど

米ニューヨーク周辺で、レストランの開店が目立つ時期は秋だ。

  これは2つのことを意味する。1つには腕利きのシェフが新しいことに挑戦しており、ニューヨークで食事をする人は彼らが提供する最高の料理を試す特権を持っているということだ。ただそれは同時に、まずくて平凡かつ、流行を追っただけの料理が急増することも意味する。

  私は今シーズン、親近感のある料理や、発音しづらい名前の料理などを試食した。以下にできるだけ早く試してもらいたい絶品料理5品を選んだ。

「ザ・ロイヤル」のシュリンプ・スキャンピ、ヌードル添え

シュリンプ・スキャンピ

写真家:Zack DeZon / Bloomberg

  ブラッスリースタイルの新しい店「ザ・ロイヤル」で、私のおすすめはシュリンプ・スキャンピだ。シェフのジョン・フレーザー氏は、ホワイトワイン風味のバターソースにエビのだしや日本風の魚介のだし、塩漬けしたにんにくを加え、まろやかな味に仕上げている。

たくさんのトッピング付きアイスクリームサンデー

写真家:Zack DeZon / Bloomberg

  「ザロイヤル」の選外佳作:たくさんのトッピングが付いてくるアイスクリームサンデー

「宇宙(UCHU)」のキャビアの手巻きずし

キャビアの手巻きずし

写真家:Zack DeZon / Bloomberg

  カウンター8席の小さい懐石バー「宇宙(UCHU)」の数々の料理の中でも、キャビア入り手巻きずしは際立っている。シェフのサミュエル・クロンツ氏は海苔(のり)を火鉢であぶり、それで山形県産米のしゃりを巻く。同氏はこれに高級品ゴールデンオシェトラのキャビアを大盛りに乗せ、カウンター越しに手渡してくれる。こぼれるほど乗ったキャビア以外は、まだ食材の温かさが残っている。

「クラロ」のトラユーダ、ステーキとタマネギ乗せ

トラユーダ

写真家:Evan Ortiz / Bloomberg

   メキシコ料理店「クラロ」で並外れた料理は、それまで私は聞いたことがなく、今でもうまく発音することができない「トラユーダ」だ。ベースはグリルで暖められた特大のトウモロコシのトルティーヤで、上に黒豆のピューレ、チリペッパーと黒こしょうに漬け込んだ厚切りステーキ、甘タマネギのスライスなどが乗っている。

「アルデア」のロブスターカプチーノ、ロブスター団子入り

ロブスター・カプチーノ

写真家:Zack DeZon / Bloomberg

  ミシュランの星を獲得した店「アルデア」の「ロブスターカプチーノ」は甘いが、ほとんど生クリームは入っていない。その代わりシェフのローラン・グラ氏とジョージ・メンデス氏はロブスターのスープにニホンカボチャのピューレとコニャックを加えて濃厚さを出している。スープの中にはロブスターとホタテでできたウズラの卵サイズの団子が入っている。

「PDT」のGZドッグ

パストラミ入りホットドッグ

写真家:Evan Ortiz / Bloomberg

  バー「PDT」が2007年にオープンした数カ月後、シェフが考案したホットドッグがメニューに登場した。最新のホットドッグは、テレビでも活躍するシェフ、ジェフリー・ザカリアン氏が考案したもので、料理として豪華と言うしかない。ザカリアン氏の自家製パストラミの切れ端がふんだんに使われている。

原題:Five New York Dishes You Have to Eat Right Now(抜粋)

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