加バリック:7-9月は赤字、予想外-タンザニア当局との対立響く

  • 売上高と生産量も減少、通期生産見通しの上限引き下げ
  • タンザニア政府と来年上期中に最終合意の見通し-同社

世界最大の産金会社、カナダのバリック・ゴールドは25日、タンザニアでの事業に関連する課税引き当てが響き、7-9月(第3四半期)純損益が赤字となったと発表した。

  タンザニアでの契約を巡る対立による輸出禁止措置がバリックの生産量と売上高に影響を及ぼし、同社は2017年の金生産見通しの上限を従来の560万オンスから550万オンスに引き下げた。

  バリックの発表によると、第3四半期の純損益は1100万ドル(約12億5000万円)の赤字となった。前年同期は1億7500万ドルの黒字。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均は1億8600万ドルの黒字だった。一時的項目を除く1株当たり利益は16セントと、ブルームバーグがまとめた14社のアナリスト予想平均に一致した。

  同社が64%を保有するアカシア・マイニングとタンザニア政府との課税を巡る対立は、アカシアの金および銅の輸出禁止と生産削減につながっていた。先週、同国との間で暫定合意に達し、アカシアはタンザニア政府に3億ドルを支払い、将来の事業からの経済的利益を同国と分割することが提案された。バリックは、タンザニア政府との最終合意に向けて作業を進め、アカシアの確認・承認を経て、「作業は18年上期に完了する見通しだ」と説明した。

原題:Barrick Has Surprise Loss on Tanzania Tax as Spat Erodes Output(抜粋)

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