【NY外為】米ドルと加ドルが下落、ECB判断控えユーロ堅調

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  • 26日のECB会合、市場はQE縮小計画の詳細出るかに注目
  • カナダ・ドルは中銀の慎重姿勢表明を受けて下落
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

25日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。カナダ・ドル、ポンドその他の通貨の不安定な値動きが背景となった。

  ドルは資源国通貨に対しては上昇したが、ポンドとユーロに対して下げるなどまちまちだった。欧州中央銀行(ECB)の政策判断を翌日に控え、ユーロは主要10通貨の大半に対して値上がりした。カナダ銀行(中央銀行)が将来の利上げに慎重な姿勢を示したことを受け、カナダ・ドルは米ドルに対して7月以来の安値をつけた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%低下。ドルは対円で0.1%下げて1ドル=113円74銭。対ユーロでは0.4%下落し1ユーロ=1.1813ドル。

  メキシコ・ペソ、南アフリカ・ランド、ブラジル・レアルなどが大きく変動し、その影響が主要通貨にも及んだ。これらの通貨やオーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドルのポジションを調整する動きでキャリー取引が巻き戻され、円やユーロの相場に響いたもよう。

  メキシコ・ペソはドルに対して朝方下げた後に一時は1.3%高まで買い進まれた。メキシコ銀行(中銀)が為替ヘッジ契約入札の規模を引き上げるとの発表が材料視された。

  カナダ・ドルはカナダ中銀の「慎重」姿勢表明を受け、1米ドル=1.2817カナダ・ドルで日中安値をつけた。

欧州時間の取引

  ECB判断を控えて様子見の雰囲気が強い中、ユーロは引き続き狭いレンジにとどまった。ドイツのIfo経済研究所が発表した10月の企業景況感指数がエコノミスト予想に反して改善したことを受け、ユーロは一時9ピップス上昇。ただ追随買いは入らず、1ユーロ=1.1750ドル近辺の水準で違和感がないと現在の市場がとらえていることを示した。

原題:Dollar, Loonie Decline as Euro Outperforms Ahead of ECB Decision(抜粋)
Euro Stays in Wait-and-See Mode as USD Remains Bid: Inside G-10(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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