フィデリティ女性CEO、セクハラ容認せずと異例の言及-業界会議で

  • フィデリティは過去2カ月でポートフォリオマネジャー2人を解雇
  • ジョンソン氏は女性の扱い巡る金融業界の負の遺産に取り組む

米投資運用会社フィデリティ・インベストメンツの親会社FMRのアビゲイル・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は、米証券業金融市場協会(SIFMA)が24日にワシントンで開いた会議で、デジタルワールドにおける金融業界の将来像についてスピーチし、注目を集めた。

  業界有数の会議で女性唯一のメインスピーカーを務めたジョンソンCEOはその一方で、金融業界の厄介なレガシー(負の遺産)、すなわち女性の扱いという問題と現在格闘している。

アビゲイル・ジョンソンCEO

写真家:Daniel Barry / Bloomberg

  フィデリティは過去2カ月でポートフォリオマネジャー2人を解雇したが、1人は不適切なセクハラ発言、もう1人については女性の準社員へのセクハラ行為の訴えがあった。

  ジョンソンCEOはこの日のスピーチで、セクハラのない職場づくりを望むとした上で、「私はそれは許すつもりはなく、誰も容認すべきでない」と述べ、これは業界にとって「極めて重要だ」と訴えた。

  同社初の女性トップとなったジョンソン氏(55)は、前日には4万人の社員宛てにビデオメッセージを送り、「わが社はいかなる形のハラスメントも一切許さない」と会社の方針を伝えた。

原題:Johnson Makes Rare Speech as Fidelity Deals With Harassment (2)(抜粋)

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