米AMD:10-12月売上高は前期比減収へ、株価は時間外取引で下落

パソコン用半導体市場で米インテルに奪われた注文を取り戻そうとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が投入した新製品は売上高を押し上げているが、株価が昨年4倍近くに上昇した後だけに投資家を満足させるほどの大幅増収ではなさそうだ。

  AMDの24日の発表資料によれば、10-12月(第4四半期)売上高は最低13億4000万ドル(約1530億円)の見通しで、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均と同水準。見通しレンジの中間点は前年同期比で約26%の増収を意味するものの、7-9月(第3四半期)の16億4000万ドルに比べると15%程度の減収になる。

  同社はインテル製品と同等以上の処理速度を持つとするデスクトップとサーバー向けのチップをそろえていることから、アナリストらはこれらの製品と年内投入が見込まれるノート型パソコン向けチップで同社の市場シェア拡大に弾みが付くと予想している。ただ、それが過去2年の株価上昇を正当化するだけのスピードかどうかは疑問が残る。

  24日の米株式市場時間外取引では同社株は約11%下落した。通常取引終値は14.25ドル。

  7-9月期の純利益は7100万ドル(1株当たり7セント)と、前年同期の赤字から改善。黒字は5四半期ぶり。売上高は前年同期比26%増の16億4000万ドル。

原題:AMD Projects Disappointing Revenue Amid New Product Launches(抜粋)

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