【米国株・国債・商品】:主要株価指数が下落、企業決算に注目

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  • 株式市場は企業決算や税制改革法案の進展状況に注目
  • 米国債は堅調で10年債利回りは2.37%に低下
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

23日の米株式相場は反落。主要株価指数は7営業日ぶりの下落となった。市場は、今週予定されている主要企業の決算や税制改革法案の進展状況に注目している。

  • 米国株は下落、市場は企業決算と税制改革に注目
  • 米国債は堅調、10年債利回り2.37%
  • NY原油は小幅続伸、OPECの減産順守を意識
  • NY金は小幅高、ドル伸び悩みや米国債利回り低下で

  ブリンマー・トラストのアーニー・セシリア最高投資責任者(CIO)は電話取材で、「最も注目されるのは決算だろう。次いで税制改革だ」とし、「順序はどうあれ、これら2つが重要になる」と加えた。

  S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均ともに値下がり。テクノロジーや資本財・サービスなどで下げが目立った。一方で米国債は堅調に推移した。ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が小幅続伸。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意順守が過去最高となったことの影響が意識された。

  S&P500種株価指数は前週末比0.4%安の2564.98。ダウ工業株30種平均は54.67ドル(0.2%)下げて23273.96ドル。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.37%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が小幅続伸。石油輸出国機構(OPEC )の減産合意順守が9月に過去最高水準となったことの影響が意識された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前週末比6セント(0.1%)高の1バレル=51.90ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は38セント下げて57.37ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小幅上昇。ドルの伸び悩みや米国債利回りの低下が背景。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前週末比40セント高の1280.90ドルで終了。

  今週は22日投開票された日本の衆院選やスペインのカタルーニャ情勢、イタリアの一部地域で見られる自治権拡大に向けた動きなど、市場の材料となり得るイベントが数多くある。また欧州中央銀行(ECB)の政策会合が控えているほか、トランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長の指名を発表する可能性もある。大統領は23日、次期議長の指名発表は「極めて近い」と語った。

  米経済指標では、27日に7-9月(第3四半期)の実質国内総生産(GDP、速報値)が発表される。市場では前期比年率2.5%増が見込まれている。今週はこのほか、9月の耐久財受注も発表される。

  米企業決算ではアルファベットやマイクロソフト、ツイッター、フォード・モーター、ボーイング、マクドナルド、コカ・コーラなどが発表を予定している。

原題:U.S. Stocks Drop at Start of Big Week for Earnings: Markets Wrap(抜粋)
原題:OIL FUTURES: WTI Edges Up, Investors Assess OPEC Deal Compliance(抜粋)
原題:PRECIOUS: Gold Futures Higher as Dollar Pares Gain, Yields Drop(抜粋)

(第7段落以降を追加し、更新します.)
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