東芝:課税影響で今期損益1100億円赤字に下方修正-債務超過は解消へ

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
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東芝は23日、2018年3月期の連結純損益を1100億円の赤字(従来は2300億円の黒字)に下方修正すると発表した。前回予想を公表した8月10日時点は不明だった東芝メモリの売却に伴う課税額などを反映した。中間純損益も600億円の赤字(同1400億円の黒字)に修正した。

  税引き前利益をはじめ売上高や営業利益は修正しなかった。東芝はメモリー事業を2兆円で売却する予定で、課税影響額として3400億円を織り込んだ。下方修正に伴い18年3月末の債務超過額は従来見込みの4100億円から7500億円に膨らむが、売却による1兆800億円(税引き後で7400億円)の株主資本改善効果で、想定通り債務超過は解消できるとしている。

  東芝の株価は業績修正の発表直後に一時前営業日比3.6%安の323円まで下落した後、やや持ち直し1.2%安の331円で取引を終了した。

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