カタルーニャ独立派、州議会での対応検討へ-中央政府の直接統治迫る

  • 州議会の指導者らは日本時間23日午後5時半に会合を開く
  • 中央政府がどのように統治を実行するかが問題だと識者が指摘

スペインのラホイ首相がカタルーニャ自治州の直接統治に向け前例のない一連の措置を発表したことを受け、州独立派は23日に対応を協議する。

  カタルーニャ州議会の次回本会議について党指導者らが現地時間午前10時半(日本時間午後5時半)に会合を開き、日程と議題を話し合う。同州政府の報道官によれば、プチデモン州首相は州議会を掌握する独立派が週内に本会議を開くことを望んでいる。

  中央政府はプチデモン州首相を数日中に解任しようとしているが、同州首相は独立に向け闘いを続ける意向を表明。州首相の支持者らは週内にも独立を宣言する可能性があると示唆している。

プチデモン州首相

写真:Angel Garcia / Bloomberg

  ラホイ首相は21日、独立派の州首相や閣僚を罷免するほか、公共メディアや地元警察(モッソス・デスクアドラ)を含む重要な統治機構を掌握する方針を発表。驚きが広がった。スペイン検察のトップはプチデモン州首相が独立を宣言すれば、最高30年の収監に直面するだろうと述べ、即時逮捕の可能性を示した。

  ナショナリズム運動を専門とする英アストン大学のキャロライン・グレイ講師(政治学)は、「私が重要とみる問題は、中央政府が実際にどのようにしてカタルーニャへの措置を実行するかということだ」と述べた上で、「カタルーニャ州政府当局者と、地元警察・メディア内の多くの人々が闘わずに受け入れることはないだろう」と指摘した。

原題:Catalan Separatists Plot Response to Spain’s Shock and Awe(抜粋)

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