フィデリティがセクハラ巡り緊急会合、マネジャーの退職受け-関係者

  • 職場での不品行を非難されたポートフォリオマネジャーが新たに退職
  • いかなる形態のハラスメントも明確に禁止しているとフィデリティ

米投資運用会社フィデリティ・インベストメンツでは、職場での不品行を非難されたポートフォリオマネジャーが新たに退職したことを受けて、緊急のスタッフミーディングが開催された。事情に詳しい関係者の1人が明らかにした。

  関係者によれば、ボストンに拠点を置くフィデリティの株式グループ責任者ブライアン・ホーガン氏は、セクハラを含む職場での不適切な行為を会社として一切容認しないというゼロトレランス方針を強調するため、16日に社員らと話し合いを持った。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、同社のアロケーショングループに勤務していたロバート・チャウ氏は、不適切なセクハラ発言を行った疑惑の渦中で今月退職した。ブルームバーグ・ニュースがチャウ氏にコメントを求めて取材を試みたが、これまでのところ連絡が取れていない。緊急のスタッフミーディングについて22日に先に報じた米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)の取材に対し、同氏の弁護士はコメントを控えている。

  事情に詳しい関係者の1人によると、フィデリティでは、女性の準社員へのセクハラ行為があったとされるポートフォリオマネジャーのギャビン・ベーカー氏が先月解雇された。女性の弁護士や事情に詳しい関係者からの情報を引用し、WSJが今月伝えたところでは、女性は現在休職中という。

  フィデリティの広報担当ビンセント・ロポルキオ氏は22日、会社の方針としていかなる形態のハラスメントも明確に禁止しており、非道徳的あるいは不適切と考えられる行為を匿名で報告する手段を含めて、懸念を提起できる複数のコミュニケーションチャンネルやトレーニングを社員に提供していると説明した。

原題:Fidelity Workplace Incidents Are Said to Spark Conduct Meeting(抜粋)

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