クオンツモデル、鉄鉱石価格の上昇を示唆-BNPパリバ

  • BNPパリバは18年1月限に対して買い持ち-最初の目標は68ドル
  • このモデルに基づくトレードでこれまでにリターン約10%を達成

BNPパリバは鉄鉱石に対し再び強気姿勢を示している。上昇余地があるとみており、中国での経済活動や人民元のデータを分析する新モデルの新たなテストケースとなりそうだ。新モデルによる最初のトレードではプラス約10%のリターンを達成した。

  BNPパリバの中南米担当為替・金利責任者で商品クオンツストラテジストのガブリエル・ガースタイン氏らアナリストはリポートで、同行がSGXアジアクリアの2018年1月限について買い持ちとなっていることを明らかにした。1トン=61.8ドルのポジションを取った後、68ドルを最初の目標価格としている。BNPのモデルは鉄鉱石スポット価格については76.15ドルと予想している。

  中国が鉄鋼生産を削減する準備を進める一方、鉱山供給が増えたため、鉄鉱石価格は9月に弱気相場入り。投資家らは10-12月(第4四半期)に価格がさらに下落するか回復するか見極めようとしている。BNPは7月に鉄鉱石モデルについて明らかにし、価格が上昇する中で8月半ばに買い持ちを手じまった。スポット価格は9月に20%余り下落した。

  ガースタイン氏のほかマイケル・スネイド、グスタボ・メンドンカ、サミュエル・カストロ氏による20日のリポートによれば、中国の経済指標は、同モデルに基づく鉄鉱石の回復予測が妥当であることを示唆している。条件付き予想では価格は来年1月に80.30ドル、6月に76.60ドルになる見込みとしている。

原題:Quants Take Bullish Iron Ore Bet as BNP Says Model Signals Gains(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE