イエレン議長:非伝統的手段を擁護、実績強調-後継人事が不透明な中

  • 量的緩和のおかげで米経済は力強さを増したとイエレン議長
  • 今後もリセッション入りすれば非伝統的手段が再び必要になる公算大

イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は20日、グレート・リセッション(大不況)の後、FRBが非伝統的な金融政策手段を使ったことについて、しばしば批判を受けたが、この政策により米経済は力強さを増したと述べ、大統領による次期FRB議長選びが進む中、自分の実績を強調した。

  イエレン議長はワシントンで、「グレート・リセッションへの対応で金融当局が非伝統的な金融政策手段を駆使しなかったら、米経済はこれほどの力強さを得られなかっただろう」と語った。

  トランプ大統領による次期FRB議長選びで最終候補の一人と見られている同議長は、再びリセッションへの対応を迫られた時に政策当局者らが再び量的緩和を行えるようにしておくべきだと主張。「短期金利に影響を及ぼすことが引き続き平常時の主要な金融政策手段になると私は考えるが、将来的に景気下降で短期金利が実効下限に戻った場合、非伝統的政策手段が再び必要になる可能性が高い」と説明した。

原題:Yellen Defends Legacy Amid Uncertainty Over Fed Leadership (1)(抜粋)

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