20日終了週はドル上昇を背景に、新興市場通貨が週間ベースで下落。米上院が2018年度(17年10月-18年9月)の予算決議案を可決したことを受け、ドルが上昇した。次期FRB議長はよりタカ派になるとの観測もドルを支えた。新興市場の株価指標MSCI新興市場指数は6年ぶり高値から下落。

  • 中国を2050年までに主導的大国に-習氏、党大会開幕で行程表提示
    • 人民元の許容変動幅拡大、現時点で重点を置く事項でない-人民銀総裁
  • 米財務省:中国の為替政策批判弱める、日本の監視継続-為替報告書
  • 大統領側近はテイラー、パウエル両氏に傾く、FRB議長人事-関係者
  • NAFTA第4回協議、成果なく終了-交渉期限を来年まで延長

アジア:

  • オンショア人民元は週間で過去5週中4度目の下落。習国家主席は党大会の演説で中国が「厳しい」挑戦に直面していると警告
    • 中国:7-9月は6.8%成長、勢い持続-習氏の政策推進の土台に
  • 韓国ウォンは週間で0.2%安。米韓海軍が合同軍事演習を開始した中、北朝鮮のキム・インリョン国連次席大使は「核戦争はいつ起きてもおかしくない」と発言
  • 韓国とインドネシアの中央銀行はともに政策金利を予想通り据え置いた

EMEA:

  • 南ア・ランドはブルームバーグが追跡する新興国通貨中で下落率トップ。政治懸念が強まった。ズマ大統領は内閣改造で自分に近しい人物をエネルギー相に指名、同大統領の指導力を批判してきた共産党の指導者を解任した
  • トルコ・リラは週間で1月以来最長の6週連続下落。一方、エルドアン大統領の報道官は米国とのビザ発給停止問題が近く解決するとし、話し合いは前向きな方向に進んでいると発言
  • ロシア中銀は27日の政策会合で最大0.5ポイントの利下げを協議へ-同行金融政策局長のイーゴリ・ドミトリエフ氏

中南米:

  • メキシコ・ペソは5カ月ぶり安値に下落。NAFTA加盟国は通貨切り下げ回避約束の取り決めで作業中-関係者
  • ブラジル・レアルは週間で1.5%超下げ、約2カ月ぶり大幅安。下院委員会はテメル大統領を裁判にかけないことを表決した。
    • 同国政府は下院議長との緊張関係を背景に、財政措置3本の議会提出が難しいとみている-政府当局者

今週のデータ:

10月24日メキシコ2週に1度のCPI
  25日メキシコ8月の小売売上高
ブラジル金融政策会合
  26日トルコ金融政策会合
韓国7-9月期GDP
ブラジル9月の中央政府財政収支
メキシコ9月の貿易収支
  27日ロシア金融政策会合

原題:Emerging-Market Week in Review: U.S. Budget, Fed Chair Selection(抜粋)

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