P&G:7-9月は小幅な増収、売り上げ拡大苦戦-株主との争い続く

米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が取締役指名争いで勝利を宣言してから2週間とたたずに発表した7-9月(第1四半期)決算は、いくつかの事業分野で前進が見られたものの、売り上げが堅調に伸びているとは依然言えない状況だった。

  利益は市場予想を上回り、売上高は予想に一致した。それでもグルーミング事業と乳幼児・女性・ファミリーケア事業は低調だった。取締役就任を目指す株主でトライアン・ファンド・マネジメントを率いるネルソン・ペルツ氏は、野放図に広がったP&Gの企業構造が業績やイノベーションで競合他社に劣っている原因だと指摘。一方、P&Gは改善が根付きつつあると反論している。

  デービッド・テーラー最高経営責任者(CEO)は発表文で「第1四半期の売上高と利益は期待に沿った数字で、通期目標の実現に向け順調だ」と述べた。

  7-9月の調整後1株利益は1.09ドルで、市場予想の1.08ドルをやや上回った。既存事業の売上高(為替変動の影響除く)は前年同期比1%増。美容用品やヘルスケア、ファブリック・ホームケアの各事業で売り上げは伸びたが、その他の事業が落ち込んだ。通期業績予想は据え置いた。

原題:P&G Struggles to Boost Sales After Winning Proxy War With Peltz(抜粋)

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