バークレイズをレッド・カイトが提訴-銅取引の操作で960億円損失か

  • トレーダーが反対売買で利益を得るためポジション情報を利用と主張
  • バークレイズはレッド・カイトの主張を全面的に否定

世界最大の金属ヘッジファンド、レッド・カイト・マネジメントは、銅市場のポジション情報の不適切な共有などによって、2010年から13年の間に少なくとも8億5000万ドル(約960億円)の損失を被ったと主張し、英銀バークレイズを相手取り訴えを起こした。

  英高等法院に提出された文書によると、レッド・カイトのポジションに関する非公開情報をバークレイズのスタッフがロンドン金属取引所(LME)のフロアで自己勘定取引を行うトレーダーと共有することを同行が許したとレッド・カイトは訴えた。

  16年10月に提出され、最近公開された文書によれば、バークレイズのトレーダーらが反対売買で利益を得るためにレッド・カイトのポジション情報を利用したと同社は主張。さらにバークレイズがベンチマークであるLMEの終値の操作を目指し、相場のつり上げを試みたと指摘した。

  バークレイズは別の文書で、レッド・カイトの非公開情報の不適切な取り扱いはなかったと説明し、同社の主張を全面的に否定した。

原題:Barclays Sued by Fund for $850 Million for Copper Market Abuse(抜粋)

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