米大統領首席補佐官はトランプ氏を擁護、殉職兵遺族への電話対応巡り

  • ケリー首席補佐官、トランプ大統領に当初は電話しないよう助言
  • 電話のやり取りを聞き公表した民主党下院議員を批判

ケリー米大統領首席補佐官は19日、今月ニジェールで殉職した米兵の妻へのトランプ大統領による電話を擁護する見解を示し、電話のやり取りを聞き公表した民主党議員を批判した。

  元海兵隊員で息子を戦闘で失っているケリー首席補佐官はホワイトハウスで会見し、「親や家族は大統領からの電話を期待していない」ため、トランプ大統領に当初は電話しないよう勧めていたことを明らかにした。ケリー氏は「軍服を着たことがなく、戦闘に参加したことがないなら、そのような電話をどうかければいいか想像できないだろう」と述べ、トランプ大統領が「電話をかけるのは非常に勇敢だ」と語った。

ホワイトハウスで会見するケリー米大統領首席補佐官

(出所:Bloomberg)

  遺族になんと言えば良いかトランプ米大統領から助言を求められた際にケリー氏は、海兵隊員だった息子が2010年にアフガニスタンで殺害された後に、親友のジョゼフ・ダンフォード海兵隊大将から「彼は殺された時もやりたかったことをやっていたのだ。彼はどんな状況に足を踏み入れたか分かっていた」という言葉をかけられたことを思い出して話したという。トランプ氏が電話した際その場にいたケリー氏は、大統領が遺族に言おうとしたのはこういうことだったと述べた。
  
  ケリー氏はまた、トランプ大統領による遺族への電話をフレデリカ・ウィルソン議員(民主、フロリダ州)がそばで聞いていて公表したと知って当惑し「悲嘆に暮れた」と述べた。

  ウィルソン議員はMSNBCに対し、殉職した兵士の妻と車に同乗中に大統領から電話が入りスピーカーフォンで聞いていたと説明。同議員は大統領が「彼は入隊した際にどんな状況になるか分かっていたはずだが、それでもつらいだろう」と述べ失礼な話しぶりだったと批判していた。

原題:Kelly Defends Trump’s Handling of Call to Slain Soldier’s Family(抜粋)

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