グーグルの姉妹会社、ハイテク地域をゼロから開発へ-加トロントで

  • 自動運転の交通機関や持続可能エネルギーを同地で実験
  • プロジェクトの面積は都市の未開発地域としては北米最大級

米アルファベットのラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)が目指す「未来都市」は、カナダ最大の都市トロントで初めて実現される方向になった。

  アルファベットの都市イノベーション部門サイドウォーク・ラブズと、カナダの公社ウォーターフロント・トロントは17日、トロントのオンタリオ湖沿いでハイテク地域のゼロからの開発を推進する計画だと発表した。同地域は、環境に優しいエネルギーシステムや、自動運転の交通機関、住宅コストを削減できる新たな建設技術など、都市生活を改善するテクノロジーのイノベーション中心地となることを目指す。

子供たちが作った3D都市モデルを見るカナダのトルドー首相(17日、トロント)

写真家:Cole Burston / Bloomberg

  アルファベットのエリック・シュミット会長は17日のトロントのメディア会議で「これは、テクノロジーが人間の生活をいかに改善できるかについて約10年にわたる考えを集大成したものだ」と語った。シュミット氏のほか、ニューヨークに本拠を置くサイドウォークのダン・ドクトロフCEOとカナダのトルドー首相も出席した。

  「サイドウォーク・トロント」は、このプロジェクトのプランニングに5000万ドル(約56億6000万円)を投じる。プロジェクトの面積は325ヘクタール余りと、都市の未開発地域としては北米最大級となる。グーグルのカナダ部門本部は、プロジェクトを支援するために同地域に移転する方針だ。

原題:Alphabet Unit Picks Toronto for First Digital Neighborhood(抜粋)

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