元ゴールドマン技術責任者が語るウォール街の未来-5年でAI普及も

  • ダブノ氏は1980年代にゴールドマンの株式デスク自動化に貢献
  • 「ここまでのタイムスパンは5-20年」「今後はもっと速いペース」
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

かつてゴールドマン・サックス・グループで最高技術責任者を務めたマイケル・ダブノ氏によれば、ウォール街の伝統的な職種は既にテクノロジーの影響を受けており、人工知能(AI)の出現が金融界の大半の人間の役割を大きく変える。

  同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「セールス担当といったウォール街では伝統的だった一部職種の中抜きが既に始まっている」とし、「客との関係を築く誰かはまだ必要ではあるが、その関係は『食事でもどうですか、良いリポートがありますよ』といった会話で築くものではなくなっている。『あなた向けに素晴らしいデータがありますよ』に変わった」と話した。

  ビデオゲーム開発者だったダブノ氏は1980年代、ゴールドマンの株式デスクの自動化に貢献。金融機関がアルゴリズムを駆使する現在に影響が及ぶデータ活用の最前線にいた。リスク管理システム開発にも寄与し、このシステムはその後、バンク・オブ・アメリカなどの競合企業がまねた。

マイケル・ダブノ氏

出所:ブルームバーグ

  ダブノ氏は「金融もほぼ全てのビジネスと一緒。最終的には、あまり人が関わらなくていいところまで自動化される。どの企業もここまでのタイムスパンは5ー20年だったが、今後はもっと速いペースで影響が感じられるだろう」と語った。

原題:Ex-Goldman Tech Chief Sees Finance’s AI Ascendance in 5 Years(抜粋)

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