【米国株・国債・商品】S&Pとダウは小幅高、ナスダックは下落

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  • ディフェンシブ銘柄上昇でボラティリティーは引けにかけ低下
  • スイス・フランから円、金まで安全資産は軒並み上昇
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

19日の米株式相場はS&P500種指数とダウ工業株30種平均が0.1%未満の小幅高。ハイテク株が下げたもののディフェンシブ銘柄がそれ以上に上昇し、下げを徐々に埋めた。米国債は欧州時間から買われ、日中を通じて上昇を維持した。

  • 米国株はS&Pとダウが小幅高、ディフェンシブ株上昇で下げ埋める
  • 米国債は上昇、引けにかけてやや上げ幅縮小
  • NY原油は反落、1週間ぶり安値-米燃料在庫増加で
  • NY金は反発、米国株の動きやドル下落を反映

  アップルが「iPhone(アイフォーン)8」向けのサプライヤーへの注文を減らしたとの報道を手掛かりに売られ、ナスダック総合指数を押し下げた。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は一時15%余り跳ね上がったが、引けにかけて上げ幅を縮小、10をやや上回る水準に落ち着いた。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満上げて2562.10、ダウ工業株30種平均は5.44ドル(0.1%未満)高い23163.04ドル。一方、ナスダック総合指数は0.3%下げて6605.07。ニューヨーク時間午後5時現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い2.32%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。1週間ぶり安値となった。米エネルギー情報局(EIA)の統計でガソリンと留出油の在庫増加が示され、弱材料と受け止められた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比75セント(1.4%)安の1バレル=51.29ドルで終了。12月限は75セント下落の51.51ドル。ロンドンICEの北海ブレント12月限は92セント下げて57.23ドル。

  ニューヨーク金先物相場は4日ぶり上昇。ほぼ2週間ぶり安値から持ち直した。米株式相場が日中下落したことやドル安が手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は前日比0.5%高の1290ドルで終了。

  米国株は軟調に寄り付いた。ニュージーランドやスペインの政治動向への懸念や香港株の大幅下落、アップルに関するネガティブな報道などで安全逃避の動きが広がり、S&P500種は一時0.5%安となった。ただその後は、企業決算の見通し改善や堅調な米労働市場指標でセンチメントが改善された。

  米国債は長期債を中心に上昇。朝方、株安を背景に日中最高の水準に達したが、引けにかけて伸び悩んだ。

原題:U.S. Stocks Climb With Treasuries as Dollar Slides: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Advance Led by Long End, Pare Gains Into the Close(抜粋)
OIL FUTURES: WTI Crude Drops to Lowest Level in a Week(抜粋)
PRECIOUS: Gold Futures Rebound as U.S. Equities, Dollar Weaken(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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