【NY外為】ドル4日ぶり下落-新政権樹立の動きでNZドル安い

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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

19日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが4日ぶりに下落。ただ株式相場や米国債利回りの動きに追随し、この日の安値からは下げを縮める展開となった。またニュージーランドでの新政権樹立の動きに反応し、同国通貨が大きく値下がり。一方でカタルーニャ情勢は特に材料視されなかった。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.3%下げたが、その後やや戻した。ドルは主要10通貨のうち7通貨に対して下落。ニュージーランドでの新政権樹立の動きを受けてNZドルは大きく下落。NZドルのキャリートレード解消が相場の動きをやや荒くさせた可能性がある。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対する動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%低下。ドルは対円で0.4%下げて1ドル=112円54銭。ユーロはドルに対し0.6%上げて1ユーロ=1.1852ドル。

  NZドルは1.7%下げて1NZドル=0.7031米ドル。

  先月の総選挙を受けて新政権樹立の取り組みが続けられていたニュージーランドでは、野党・労働党がニュージーランド・ファースト党の支持を獲得し、緑の党を合わせた3党連立で9年ぶりに政権の座に返り咲くことになった。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長はこの日、トランプ大統領と面談した。イエレン氏は、大統領が次期FRB議長として検討中の候補者の一人だが、保守派議員からは反対の声が上がっている。

  ユーロはスペイン情勢に反応して欧州時間に1.1768ドルとこの日の安値に下げるも、影響は長く続かず上げに転じた。米国時間の午前中には1.1858ドルとこの日の高値を付けた。ロンドンのトレーダー2人によれば、カタルーニャに関するスペイン政府の決定は、投資家の間では重要なテーマにはならなかった。トレーダーらは、公に話すことが認められていないとして匿名を条件に語った。

欧州時間の取引

  スペイン政府がカタルーニャ州の自治を停止する手続きを進めると発表したことに反応して、ユーロは一時急落し、この日の安値を付けた。ただその後は、ヘッジ需要などから急速に下げを縮めて結局上げに転じた。

  クロス取引での円の需要も手掛かりにユーロは押し下げられた。低調な企業決算を背景に欧州株が下げ、安全通貨に買いが入った。
  

原題:Dollar Down First Day in Four; Kiwi Plunges Amid Political Shift(抜粋)
原題:Euro Whipsaws as Catalonia Risk Meets Call Demand: Inside G-10(抜粋)
原題:Labour Wins NZ First Support to Form New Zealand Government (1)(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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