米議会、政府閉鎖回避に向け協議難航か-移民やヘルスケアで対立

  • 未解決問題巡る党派間の論争、12月に再び強まる見通し
  • 共和党、トランプ氏最初の1年間に大きな成果上げられない可能性も

米議会では今年最も意見が分かれている法案を巡り、12月に党派間の対立が激しくなりそうだ。政府機関の閉鎖につながる可能性がある。

  メキシコ国境沿いの壁や移民問題、ヘルスケアの補助金、妊娠・出産などに関するサービスを提供する民間非営利団体(NPO)のプランド・ペアレントフッド、ハリケーン被災地救援など未解決問題が残っており、12月9日以降の政府閉鎖回避に向け可決しなければならない歳出法案に関する協議の先行き暗雲が生じている。同歳出法案は意見が分かれている項目の比重が高くなっているため、頓挫するリスクが高まってきた。

  「彼らが法案に盛り込みたいとする一連の項目は日に日に増えている」と、下院歳出委員会で共和党スタッフのディレクターを務めた経歴を持つジム・ダイアー氏は指摘した。

  共和党はトランプ米大統領の就任最初の1年間に、大きな成果を上げることができない可能性もある。共和党は医療保険制度改革法(オバマケア)廃止に向け十分な票を確保できなかった。さらに論争が長期化するほど、共和党が最優先とする税制改革を年内に実施する時間は少なくなる。

原題:Congress Rolls Toward Shutdown Fight Over Immigration, Obamacare(抜粋)

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