OPEC、2018年末までの減産延長を強く示唆-サウジとロシアが主導

  • プーチン大統領の4日発言、「極めて真剣に」捉えた-事務局長
  • サウジとロシアの石油相がそれぞれの陣営で合意とりまとめへ

石油輸出国機構(OPEC )は19日、これまでで最も強く2018年末までの減産延長を示唆した。

  OPECのバルキンド事務局長は、プーチン・ロシア大統領が今月4日にモスクワで、OPECとロシアなど非加盟の産油国が減産延長が必要だと決定する場合は期限を少なくとも18年末にするべきだと発言したことに言及。これがロシアとサウジアラビアの石油担当相が主導する交渉の基礎になり、11月30日のOPEC総会に向け合意形成を目指すと同事務局長は述べた。

ロシアとサウジアラビアは石油市場の安定回復に向け引き続きリーダーシップをとっていくと、バルキンドOPEC事務局長がブルームバーグに発言

出所:ブルームバーグ

  ロンドンで開催された石油関連会合でバルキンド事務局長は記者団に対し、プーチン大統領の発言は「的を射ており、われわれは極めて真剣に受け取っている」と語った。「合意醸成に向けてサウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相がOPECの加盟数カ国を歴訪中だ。ロシアのノバク・エネルギー相はOPEC非加盟の産油国を相手に幅広い協議に入っている」と明らかにした。

  現行の減産措置は18年3月に期限を迎える。バルキンド事務局長は石油市場の需給均衡がいまや「視界に入った」と述べたが、OPECは内部報告で過剰な在庫が完全に解消されるのは18年7-9月になると予想している。

原題:OPEC Sends Strongest Signal That Cuts May Extend to End-2018 (1)(抜粋)

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