ネスレ:通期の事業再編費用、従来見通しの2倍に-利益率押し下げへ

  • 再編費用10億フランに膨らむ、1-9月増収率は99年以来の低水準
  • 通期の実質的な増収率は2.6%近くになる見通し

世界最大の食品会社、スイスのネスレは2017年通期の再編費用が当初予定のほぼ2倍に膨らむと発表した。1-9月の売上高が少なくとも1999年以来の低い伸びとなったことを受け、マーク・シュナイダー最高経営責任者(CEO)は成長再生を図る。

マーク・シュナイダーCEO

写真家:Michele Limina / Bloomberg

  フランソワグザビエ・ロジェ最高財務責任者(CFO)は19日の記者団との電話会議で、今年の事業再編費用が10億スイス・フラン(約1150億円)近くに上る可能性があると語った。これで為替変動要因を除いた資産ベースの通期の営業利益率が40ー60ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)押し下げられることになる。同社はスキンヘルス部門の人員削減のほか、米国とフランスで一部部門の本拠移転を進めている。

  ネスレは通期の実質的な増収率について、1-9月実績の2.6%に近いペースになるとの見通しを示した。これまでは2-3%と予想していた。

原題:Nestle Says $1 Billion Restructuring Plan to Weigh on Profit (2)(抜粋)

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