SEC:取引・市場部門責任者にJPモルガンのレッドファーン氏起用

  • JPモルガンでは市場ストラクチャー責任者を務める
  • 規制改革に前向き、証券取引所との衝突を招く可能性も

JPモルガン・チェースの幹部が米証券取引委員会(SEC)で株式市場や証券会社を監督する部門の責任者に採用された。

  SECの18日の発表文によると、JPモルガンの市場ストラクチャー責任者、ブレット・レッドファーン氏がSECの取引・市場部門を統括する。ブルームバーグ・ニュースはSECの発表に先駆けて今回の人事を報じた。同ポジションは1月以降空席だった。

  同部門は、株式市場の監視で当局を支援する膨大な取引データベース構築の監督や、取引所や私設取引システム(ダークプール)の規制策定など、SECが直面する最も差し迫った問題の一部に取り組む。

  レッドファーン氏はその専門性からSECに多大な影響を及ぼしそうだ。同氏は4月、米国株の電子取引への移行を加速させた2005年採択の画期的なSEC規制「レギュレーションNMS」について、「改革が遅れている」と語った。

  今回の人選は、金融規制に関してワシントンで最も影響力のあるグループの1つである証券取引所との衝突を招く可能性がある。レッドファーン氏は、株価に関する重要データへのアクセスを望むトレーダーに高額な手数料を課す取引所を批判している。

原題:JPMorgan Executive Is Named to Run SEC Trading and Markets Unit(抜粋)

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