モルガンS、新たな有望トレード提案-「ビッグショート」とは呼ばず

Photographer: Mark Kauzlarich

モルガン・スタンレーは米国の住宅ローン担保証券(RMBS)の値下がりに賭けて稼ぐ方法に注目している。ただ「ビッグ・ショート」とは言わない。

  同行のクロスアセット・ストラテジストらによれば、米国債とエージェンシーMBSのスプレッドは拡大する見込みであることから、ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)のMBSのプール(クーポン3%)でショートポジションを取る一方で、5年物と10年物の米国債で半分のサイズのロングポジションを取ることを提案している。

  アンドルー・シーツ氏率いるストラテジストチームは18日付のリポートで、「投資家がこのリスクやモーゲージ・プールとその保証人の信用リスクを取る代わりに得る米国債に対するスプレッドは歴史的な低水準だ」と指摘した。

モルガン・スタンレー

  モルガン・スタンレーは、米連邦準備制度のバランスシート正常化と世界的なリフレーション、米金融当局による短期金利の一層積極的な引き締めが、金利のボラティリティーを押し上げ、このトレードを後押しする要因と見ている。MBSは「米連邦準備制度のバランスシートが歴史的な水準に拡大する中、並外れた追い風を受けてきた。当局がMBSの保有を減らす中で、純発行額は危機後で最高の水準にある」とストラテジストらは指摘した。

原題:Morgan Stanley Has a New Top Trade: Call It the Not-So-Big Short(抜粋)

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