韓国中銀:政策金利1.25%に据え置き-利上げ接近との見方強まる

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  • この日の会合ではメンバー1人が利上げを主張
  • 17年の成長率見通しを3%に引き上げ、従来予想は2.8%

韓国銀行(中央銀行)は19日の金融通貨委員会で、政策金利である7日物レポ金利を過去最低の1.25%に据え置くことを決めた。政策担当者らは利上げのタイミングを程なく計り始めるとの観測が広がっている。この日の会合ではメンバー1人が利上げを主張した。

  政策金利は2016年6月から変更されていない。ブルームバーグのエコノミスト調査では17人全員が据え置きを見込んでいた。経済がかなり健全でインフレ率は韓国中銀の目標近くの水準にあるにもかかわらず、北朝鮮との軍事的緊張で慎重姿勢が選好されている。

  李柱烈総裁は金融政策は今後も緩和的にとどまると発言。来年3月の任期満了まで残る会合はあと3回となっている。同総裁は6月以降、景気回復が確実なら次の政策変更は利上げになると示唆してきた。ここ1年余りにわたり全会一致での決定が続いていたが、今回の会合で異論が出たことで、利上げ時期が近づきつつあるとの観測が広がりそうだ。

  同中銀は17年の経済成長率が3%に達する公算が大きいと予想。7月時点の見通しは2.8%だった。同中銀は世界の景気回復が加速しているほか、金融市場は全般に安定した状態で、国内でも堅調な景気トレンドが続いていると指摘した。

原題:Bank of Korea Holds Rate as Investors See Hike on Horizon (2)(抜粋)

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