アブダビ政府系ファンド、ベンチャーキャピタル管理で米オフィス開設

  • ムバダラはソフトバンクのビジョン・ファンドに150億ドル出資計画
  • 湾岸アラブ諸国、テクノロジーなど新領域で投資機会探る

アブダビ首長国の政府系ファンド(SWF)、ムバダラ・インベストメントは、ソフトバンクグループの「ビジョン・ファンド」に出資する最大150億ドル(約1兆7000億円)の資金を管理するオフィスをサンフランシスコに開設する。

  ムバダラが電子メールで18日配布した資料によると、ベンチャー・キャピタル事業を立ち上げる中で、カリフォルニア州のソフトバンク幹部と連携する。ムバダラはまた、欧米のテクノロジー関連のスタートアップ企業に投資する4億ドルのファンドをソフトバンクと開始する。

  ムバダラによると、「広範な企業の技術に焦点を当てて」約25社に出資を計画。すでに定着しているファンドや新興ファンドの双方に投資する2億ドル規模のファンド・オブ・ファンズも運用するという。

  湾岸アラブ諸国の政府系ファンドは変動が激しい石油市場への依存を減らすため、テクノロジーなどの新しい領域で機会を探っている。ムバダラのベンチャー・キャピタル責任者イブラヒム・アジャミ氏は発表資料で、「世界中で主要産業に変革をもたらす企業に注目している」と指摘。ムダバラは「世界的な規模と能力を活用し、ベンチャーの世界で主要なメンバーになるつもりだ」と述べた。

原題:Abu Dhabi Fund Opens U.S. Office to Manage Venture With SoftBank(抜粋)

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