米FRB議長人事、トランプ大統領がイエレン氏との面談終える

更新日時
  • 再指名反対の下院共和党議員の1人は、規制巡るアプローチを問題視
  • 一部規則を巡る厳格な姿勢が「経済成長の鈍化につながった」と批判

イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長

Bloomberg

米下院の保守派議員らがトランプ大統領に対し、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長を再指名しないよう促す取り組みを展開する中、大統領は19日、ホワイトハウスでイエレン議長と面談した。

  ホワイトハウス当局者はこの日の午後、トランプ大統領とイエレン議長の面談が終了したことを確認した。イエレン議長は来年2月に任期満了を迎える。

  下院自由議員連盟に所属するウォレン・ダビッドソン議員は下院金融委員会のメンバーに対し、イエレン議長の再指名に反対する書簡に署名するよう求めており、「われわれがFRBを再び偉大にできるかどうか分からないが、改善は可能だ。イエレン氏は偉大な後任とはならない」と語っていた。FRB議長は大統領の指名と、上院の承認を経て就任するため、下院に指名承認を直接阻止する権限はない。

  ダビッドソン議員は、規制実施に対するイエレン議長のアプローチを再指名反対の主な理由に挙げるとともに、一部規則を巡る厳格な姿勢が「経済成長の鈍化につながった」との考えを示した。

  保守派の一部は次期議長候補の1人で、オバマ前大統領が指名したパウエルFRB理事にも難色を示している。トランプ大統領はイエレン、パウエル両氏のほか、スタンフォード大学のテイラー教授、ウォーシュ元FRB理事、コーン国家経済会議(NEC)委員長の計5人に絞って選考している。

原題:Trump Finishes Yellen Meeting as Conservatives Argue Against Her(抜粋)

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