米アルニウム生産最大手のアルコアは18日、中国の供給サイド改革が効果を表し始めているとして、中国のアルミ生産縮小に伴い世界市場は「比較的バランス」を取り戻していくとの見通しを示した。

  アルコアは中国が汚染防止目標の達成に向け公約した生産能力の制限を順守しているようだと指摘し、今年の世界のアルミ供給超過見通しを引き下げた。

  アルコアは18日の発表資料で、「状況の改善は主として、中国の需要拡大のほか、中国の精錬能力縮小計画と、実際の縮小によるものだ」と説明した。

  アルコアによれば、中国の今年の供給超過は180万-200万トン。7月時点の見通しは220万-240万トンだった。世界アルミ市場は30万トンの供給不足から10万トンの供給超過のレンジと、比較的バランスが取れると予想。7月時点の予測は30万-70万トンの供給超過だった。

  同社はこの日、2017年通期の調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)見通しを約24億ドル(約2710億円)と予想。前回予想の21億-22億ドルから引き上げた。

原題:Alcoa Sees China Aluminum Cuts Starting to Balance Global Market(抜粋)

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