みずほ銀の林会長:日銀に金融緩和堅持訴え-米欧引き締めでも

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  • デフレマインドからの脱却を引き続き後押しする必要
  • こうしたマインドセットからの転換は非常に困難:林会長

みずほ銀行の林信秀会長

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

みずほ銀行の林信秀会長は、米欧の中央銀行が引き締め策に転じる中でも、日本銀行に対して金融緩和策を堅持するよう訴えた。

  林会長はワシントンでのインタビューで、「日銀はデフレマインドからの脱却を引き続き後押しする必要がある。こうしたマインドセットからの転換は非常に困難だ」と指摘。その上で、米欧当局が巻き戻しに動いても、黒田東彦総裁はこれまでのような金融政策を堅持するのが望ましいとの考えを示した。

  林会長(60)は、先週開かれた国際金融協会(IIF)の年次総会に出席するためワシントンを訪問したもので、現在の日銀の政策に満足している姿勢を示唆した。みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長ら日本の3メガバンク首脳は今月初め、金融緩和の長期化にそろって懸念を表明していた。

  林会長はその一方で、日銀の緩和策による長期金利の押し下げが自行の収益性を損なっていることを認め、フィービジネス(手数料業務)などへの多角化を通じて、純金利マージンの縮小に対応していると説明。「貸出金利のマージンに頼らないビジネスモデルづくりに努めている」と述べ、アジアでの強みを重視し、グローバルなホールセール・コーポレートバンキング業務にさらに力を注ぐ方針を示した。

原題:Mizuho Bank Chairman Urges BOJ to Keep Easing While Peers Unwind(抜粋)

(発言内容や背景を追加して更新します.)
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