ゴールドマン、MiFID2のリサーチ料金3万ドル提示-関係者

更新日時
  • 最大10人のユーザーがアクセスできるパッケージ
  • イベントに参加できるが、アナリストとの対話には追加料金
Photographer: Jin Lee/Bloomberg

米ゴールドマン・サックス・グループは欧州連合(EU)の金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)の下で有料になるリサーチについて、最大10人が基本リサーチにアクセスできるパッケージを年間3万ドル(約337万円)で一部顧客に提案した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  情報が非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、パッケージにはゴールドマンが主催する会議に参加する権利は含まれるが、アナリストと対話したい場合には追加料金が発生する。リサーチのフルサービスの価格は顧客ごとに異なるという。

  ゴールドマン広報担当はコメントを控えた。

  MiFID2に対応する銀行にとっては規模と世界的な事業の幅、リサーチ内容の差別化が「極めて重要」だと、マーティン・チャベス最高財務責任者(CFO)が17日のアナリストとの電話会議で述べた。同規則の下では取引仲介手数料とリサーチの代金を分離することが求められるほか報告基準も厳しくなる。ゴールドマンは「顧客のそばにいて、顧客が必要とするものを理解している。われわれにはソフトウエアがあり人材がいる」と説明した。

  来年1月のMiFID2導入後の料金について、UBSグループはユーザー5人程度が基本株式リサーチにアクセスできるプランを一部顧客に年間約4万ドルで提案。JPモルガン・チェースは株式リサーチポータルへのアクセスに年間最低1万ドルと他社に比べて安い価格を提示している。 

原題:Goldman Sachs Is Said to Ask $30,000 for Research Post-MiFID (1)(抜粋)

(第4段落を追加します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE