【米国株・国債・商品】ダウが一時2万3000ドル台、長期債上昇

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  • ユナイテッドヘルス、J&Jの決算が市場予想上回る
  • 次期FRB議長にテーラー氏が就任する可能性に投資家は反応

17日の米株式相場は小動き。ダウ工業株30種平均は日中、初めて2万3000ドルを突破した。米国債は長期債が上昇、短期債が下落とまちまちで、利回り曲線はフラット化した。

  • 米国株は小動き、ダウ平均は日中2万3000ドル突破
  • 米国債はまちまち、長期債上昇で利回り曲線フラット化
  • NY原油は52ドル付近、イラク軍奪還地域からクルド人勢力が撤退で合意との報道
  • NY金は続落、次期FRB議長人事巡りドルが堅調

  医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループや製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の市場予想を上回る決算が追い風となり、ダウ平均は大台を突破する場面があったが、2万3000ドルをわずかに下回って引けた。S&P500種株価指数は日中ほぼマイナス圏で推移したが、引け間際に上昇に転じた。

  ダウ工業株30種平均は前日比40.48ドル(0.2%)高い22997.44ドル。S&P500種株価指数は0.1%上げて2559.36、ナスダック総合指数は0.1%未満下げて6623.66。ニューヨーク時間午後5時現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満低下し2.30%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が前日比ほぼかわらずのバレル当たり52ドル近辺で引けた。イラク軍が奪還した地域からクルド人勢力が撤退することで合意したとの報道を受け、原油生産量の多い同地域の緊張が緩和するとの見方が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比1セント高の1バレル=51.88ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は6セント上げて57.88ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落。前日に3週間ぶり高値を付けて以降、下げ幅が拡大した。次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長が高めの金利を支持するとの観測を背景に、ドルが支えられた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は前日比1.3%安の1286.20ドルで終了。

  この日発表された経済指標では、10月の米住宅市場指数が5カ月ぶり高水準に上昇し、大型ハリケーンがもたらした被害への懸念が緩和されたことを示した。また、9月の鉱工業生産指数は6月以来3カ月ぶりの上昇となった。

  S&P500種の業種別11指数ではヘルスケアや公益事業が上昇。一方で金融や生活必需品は下げた。

  米国債は朝方、よりタカ派の人物が次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長に選ばれるとの観測で売られたが、その後下げ渋った。5年債と30年債の利回り差は縮小、一時は10年ぶり低水準となる84bpに下がった。長期債への需要は引き続き強く、30年債利回りは一時2.80%と、9月下旬以来の低水準となった。

原題:Dollar Rallies on Fed Outlook as Dow Tops 23,000: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Gains, Treasuries Fall on Fed Speculation: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Mixed, Curve Flattens as Long End Still Outperforms(抜粋)
Oil Near $52 Amid Report Kurds Agree to Retreat, Easing Tension(抜粋)
PRECIOUS: Gold Extends Drop From 3-Week High; Palladium Climbs(抜粋)

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