ゴールドマンもモルガンSも、トレーディング低迷の中で他の道を模索

Photographer: Jin Lee/Bloomberg

ウォール街の経営トップは不安定なトレーディング業務以外に活路を見いだした。モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)にとってはウェルスマネジメント事業、ゴールドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファインCEOにとっては投融資事業だった。

  資産運用はいつも、モルガン・スタンレーを不安定なトレーディング業務の影響から守ってきた。シティグループとの合弁証券会社スミス・バーニーを買い取った先見の明はここ半年に特に輝きを見せた。ジョナサン・プルーザン最高財務責任者(CFO)は決算発表後の電話会議で「市場に敏感な事業の環境が低調な時にはウェルスマネジメントのような事業が強いリターンと成長を生み出す」とコメントした。

  一方、ゴールドマンは株式投資からの収益が51%増え約4年ぶり高水準となった。同社の投融資部門の業績はブルームバーグの調査に答えたアナリスト全員の予想を上回った。

  両社とも7-9月(第3四半期)利益は市場予想を上回ったが、投資家はモルガン・スタンレーの内容の方を評価し、決算発表後の17日午前の株価は、モルガン・スタンレーが前日比で上昇なのに対しゴールドマンは下落だった。

原題:Goldman, Morgan Stanley Seek Profit Elsewhere as Trading Slumps(抜粋)

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