米鉱工業生産指数:製造業とも3カ月ぶり上昇、ハリケーン一過

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米連邦準備制度理事会(FRB)が17日発表した9月の鉱工業生産指数は、最大項目の製造業と共に6月以来3カ月ぶりに上昇した。鉱工業生産はハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響を受けた後、再び足場を固め始めていることが示唆された。

鉱工業生産のハイライト(9月)

  • 製造業生産指数は前月比0.1%上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は0.2%上昇。前月は0.2%低下、7月は0.4%の低下だった
  • 全体の鉱工業生産(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)は前月比0.3%上昇(市場予想と一致)。前月は0.7%、7月は0.1%それぞれ低下
  • 鉱工業設備稼働率は76%(予想76.2%)、前月の75.8%から上昇
  • ハービーとイルマの影響で鉱工業生産の伸びは合わせて0.25ポイント抑制された

  製造業のうち、自動車・同部品は前月比0.1%上昇。自動車・同部品を除いたベースの製造業生産指数も0.1%上昇。

  公益事業の生産は前月比1.5%上昇。前月は4.9%低下だった。鉱業の生産指数は0.4%上昇。石油やガス掘削は2.8%低下した。

  市場別分類で見ると、消費財の生産指数が0.5%上昇。企業設備は0.8%上昇した。プラスは5カ月ぶり。建設資材の生産は1.9%上昇と、4月以来のプラス。

  7-9月(第3四半期)の鉱工業生産は年率1.5%低下。ハリケーンの影響がなければ、少なくとも0.5%の上昇だったと、FRBは説明した。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Manufacturing Output Rises as Impact From Hurricanes Fades(抜粋)

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