米GEの決算は複雑で理解し難い、投資家は混乱-SECも監視の目

  • GEが7月に発表した4-6月決算、1株利益は4種類
  • 調整後利益は実際のパフォーマンスを不明瞭にしているとの声

ゼネラル・エレクトリック(GE)が7月に発表した4-6月(第2四半期)決算は、1株当たり利益が28セントだった。GEは同時に1株13セント、1株19セント、1株15セントの利益も発表した。

  これらの数字は年金コストや非継続事業などの一時項目を含めたベース、あるいは除いたベースの利益だ。米大手企業の大半は一般に認められている会計基準(GAAP)から外れた調整後利益を公表するが、GEの四半期決算における複雑さは際立っている。S&P500種株価指数の構成銘柄で、調整後1株利益の数字を複数公表する企業は、GEを含め21社しかない。

  こうした手法は投資家に頭痛の種を与え、会社の本当のパフォーマンスを不明瞭にしているとの指摘が挙がっているほか、米証券取引委員会(SEC)からも新たに監視の目が向けられている。新しい最高経営責任者(CEO)と最高財務責任者(CFO)を起用し、深まる株価下落の問題に取り組んでいる同社は今、バランスシートの明確性を高めるよう求められている。

  RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ディーン・ドレー氏は、「GEは決算の質という問題を是正しなければならない」と指摘。「GEの調整後利益には何が含まれているのか、何が含まれるべきか、疑問の声が聞かれる。投資家は前回の決算報告を快く思わなかった。変わらなくてはならない」と述べた。

原題:GE’s Earnings Are Unfathomable. Investors Notice, SEC Too (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE