カタルーニャ州:独立の正当性を主張-中央政府は自治停止へ動き開始

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スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン首相は16日、同自治州独立の正当性を主張した。これに対しスペイン側は、同州の自治停止に向けた手続きを進める方針を示唆した。

プチデモン州首相

撮影:Pau Barrena / AFP via Getty Images

  プチデモン州首相はスペインのラホイ首相に宛てた書簡で、向こう2カ月は対話を優先課題とするとし、できる限り早期に直接会談を開くようめた。スペイン側は違法としているものの独立が支持された1日の住民投票によって、州政府は独立を住民から負託されたと論じた。

  ラホイ首相は返信で、プチデモン州首相はカタルーニャ市民の間に不和を醸成しているとし、19日午前10時までに独立の姿勢を撤回するよう要求。こうした手続きは同州を直接管理する前段階だと伝えた。

  スペインのサエンスデサンタマリア副首相は16日のテレビ演説で、「今後3日の間に良識を取り戻すのは難しいことではない。答えは州首相の胸一つだ」と述べた。

  スペインはカタルーニャの独立を拒否。欧州連合(EU)加盟国もスペイン政府を支持している。

  プチデモン州首相は書簡で「200万人以上のカタルーニャ市民が独立を宣言することを民主的に州議会に負託した」とし、「これまでの経緯はともかく、カタルーニャ側の対話の提案は誠心誠意のものだ。しかし当然ながら、抑圧とどう喝の強化という現実の状態とは論理的に相いれない」と論じた。  

原題:Catalans Defend Claim to Independence as Spain Prepares to Act(抜粋)

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