香港資産家がオフィスタワーを5760億円で売却、過去最高額

  • 中国企業主導のグループが購入し、近く発表されると同紙
  • 香港不動産市場に減速の兆しが見えないことを示す新たな例
Photographer: Jerome Favre/Bloomberg

香港の資産家、李嘉誠氏が率いる長江実業集団は、香港の高層ビル「中環中心(ザ・センター)」の保有権益75%を、中国企業主導のグループに402億香港ドル(約5760億円)で売却した。香港紙の信報が伝えたもので、香港のオフィスタワーの売却額として過去最高だという。

  同紙は情報源を明らかにせずに、今回の案件が近く発表されると報じた。長江実業集団の担当者にコメントを求めて電話したが、これまでに返答はない。

  今回の取引は活況を呈している香港不動産市場に減速の兆しが見えないことを示す最新の例だ。不動産開発会社の緑景中国地産は先週、同業の会徳豊からビルを90億香港ドルで取得すると発表した。香港・観塘地区の商業用ビルの1平方フィート当たりの価格として過去最高となった。

原題:Li’s H.K. Tower Sells for Record $5.15 Billion, Report Says (2)(抜粋)

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