パッシブ運用の投資商品は既にアクティブ運用商品から資産を奪っているが、新しい規則によってさらに追い風を受けそうだ。ブラックロックなど上場投資信託(ETF)を持つ運用会社はそれを期待している。

  規制の一つは欧州連合(EU)の金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)だ。あとの二つは米国の受託者責任ルールと全米保険監督官協会(NAIC)のガイドライン。

  ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は7月17日の決算発表の際の電話会議で、 「MiFID2と米国での受託者責任ルールのおかげで資金流入が加速すると確信している」と語っていた。

  これらの規則は新たな投資家層がETF市場にアクセスするのを容易にする。米国の受託者責任ルールと保険業界の新しい指針によって、退職年金基金や保険会社がETFへのエクスポージャーを高められるようになる。MiFID2はリテール投資からの資金流入を促す見込みだ。

  バンガード・グループの欧州ETF資本市場責任者のトム・バルトラッチ氏は、「あらゆる投資家の役に立てるETF業界の土台を築く一歩だ」と話している。

  米国の受託者責任ルールは今年6月に部分的に発効した。MiFID2は来年1月3日に導入。

原題:MiFID and Two Other New Rules May Just Make ETFs Unstoppable(抜粋)

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