衆院選:自民が単独過半数の勢い、与党300議席超も-各社が序盤調査

  • 希望は伸び悩み、立憲民主に勢い-各社調査
  • 内閣不支持率48%、支持の37%上回る-日経新聞

安倍晋三首相

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

衆院選(22日投開票)の公示を受け、報道各社は12日、序盤情勢調査を報じた。いずれも自民党が単独過半数(233)を大きく上回ると分析。共同通信は公明党と合わせた与党で300議席超をうかがうと伝えた。安倍晋三首相(自民党総裁)は衆院選の勝敗ラインを与党で過半数と設定している。

  野党では共同のほか、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞も、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党が伸び悩み、枝野幸男元官房長官が率いる立憲民主党に勢いがあるとの傾向を指摘している。ただ、日経が同時に行った調査では、安倍内閣の支持率は37%、不支持率は48%で、不支持が支持を上回った。

Shinzo Abe and Yuriko Koike during a debate on Oct. 8. Photographer: Akio Kon/Bloomberg

安倍晋三首相と小池百合子東京都知事

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  衆院選は自民、公明の連立与党に対し、野党側は東京と大阪の小選挙区で調整を行っている希望の党と日本維新の会、安保法制反対などで足並みをそろえる立憲民主、共産、社民の各党という二つの勢力に分かれる構図となっている。

  政治評論家の森田実氏は「全体として野党が分散して力がなくなった」と指摘した上で、「自民党、公明党がかなり危機的な状況だったが、野党の失敗によってなんとか乗り切れそうだというのが今の状況だ」と語った。

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