香港行政長官、施政報告で住宅対策の具体策に触れず-不動産株が下落

  • 新世界発展は演説前に一時6.2%高、その後1.3%安に
  • 林鄭行政長官は住宅購入支援策の詳細は来年半ばに公表と発言

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は11日に行った就任後初の施政報告で、土地供給を増やす案や期待の高まっていた農地の宅地転用計画などを詳述しなかった。これを受けて同日の香港不動産会社の株価は下落に転じた。

  同行政長官は市民の住宅需要に応えることが引き続き香港の「最優先事項」だと発言。その上で、初めて住宅を購入する層に対する「スターター・ホームズ」と呼ばれる支援策の導入計画の詳細は2018年半ばに公表すると述べた。

林鄭月娥行政長官

写真家:アンソニー・クワン/ブルームバーグ

  林鄭行政長官の演説前、新世界発展の株価は一時、前日比6.2%上昇していたが、その後1.3%安まで下落。1.5%高だった新鴻基地産発展も2.1%安まで売られた。

  林鄭氏は選挙戦中に住宅の高コスト問題に取り組むと表明。投資家の間では同長官が農地転用を加速させるとの期待があった。

原題:Hong Kong Developers Fall as Lam’s Speech Skirts Land Issue (1)(抜粋)

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