トランプ政権は10日、火力発電所の温室効果ガス排出量の削減を目指したオバマ前政権の措置を撤廃するプロセスに着手した。石炭産業復活の小さな窓を開く一方で、米国の電源構成を巡る不透明感を長引かせる動きだ。

  前政権の「クリーン・パワー・プラン」の撤廃が提案されたことで、気候変動問題への対応や化石燃料の燃焼に伴い生成される二酸化炭素の削減で電力会社は今後数十年にどう対応すべきかという大きな問題には、答えが出ないままとなる。

  プルイット米環境保護局(EPA)長官は発表資料でオバマ政権が州に電源構成の変更を強制し「権限を押し広げた」と述べ、「オバマ政権の誤りを正すことに注力する」と表明した。

原題:Coal Gets Nod Over Renewables in Repeal of Obama Power Plan (1)(抜粋)

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